秘書 |
失礼いたします。常務お呼びですか。 |
常務 |
ああ、原田君か。ちょっと君に見てもらいたいものがあってね。 |
秘書 |
何でしょうか。 |
常務 |
これ、春夏物の新作のなんだが、ネーミングは“キラーブラ”。撮影用にどれがいいか、君に聞きたいんだよ。 |
常務 |
原田君は、昔モデルをしていただけあって、いつもファッションのセンスがいいだろう。内の宣伝部員に聞くより、的確な判断をしてくれると思ってね。 |
秘書 |
私でお役に立てばいいんですが。 |
常務 |
さあ、こっちへきて、この新作を見てくれよ。 |
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−悦子、常務のデスクの前に行き、新作の下着を手にとって品定めする。 |
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君ならどれがいい? |
秘書 |
これなんかは、売れ筋になると思いますが、でも撮影映えするのはこちらだと思います。少しぐらい大胆でないと・・・。“キラーブラ”というキャッチフレーズなんですから、ショッキングなぐらいで丁度いいんですわ。 |
常務 |
やはりそうか。見る目があるね。僕と全く同意見だ。 |
秘書 |
この下着は女を刺激しますわ。「セクシーな気分にしてくれない下着は、下着ではないと」 いつも常務がおっしゃっていることですもの。 |
常務 |
さすが、原田君。で、君でもこの下着にセクシーな気分になるかい。 |
秘書 |
もちろんなりますわ、こんなブラとパンティを付けた日なら、誘惑されてもいい、なんて・・・。 |
常務 |
そうか、そうか。ところで、ひとつ君にお願いがあるんだが・・・。 |
秘書 |
お願いって、常務なんでしょうか? |
常務 |
ここで、これを付けてくれないか。実際に女性の身体にフィットしたイメージを撮影前に掴んでおきたいんだ。頼む。 |
秘書 |
私なんかダメですよ。もっとスタイルの良い専属モデルさんがいらっしゃるじゃないですか。 |
常務 |
いや、内の専属モデルではダメなんだ。最近のモデルはスマートすぎて、どうも色気がない。この下着のターゲットはが、君のような30歳過ぎの成熟したキャリア女性なんだ。君こそ、このキラーブラのイメージにピタリなんだよ。 |
秘書 |
ダメですよ常務。私なんか、ダメダメ。 |
常務 |
原田君、頼む、このとおりだ。 |
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−常務立ち上がって深々と頭を下げ、お願いする。 |
秘書 |
頭を上げてください、常務。判りました。常務のためなら、一肌脱ぎますわ。 |
常務 |
そうか、じゃあ、さっそくここで一肌脱いでくれ。 |
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他の部屋では怪しまれる。ここなら誰も来ないから、大丈夫だ。 |
秘書 |
そうですね。では失礼します。 |
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―大胆にも常務の前で衣服を脱ぎはじめる役員秘書・原田悦子。 |
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(鏡があれば、その前で着替えさせる。よりセクシーなポーズが見られてグーですぞ) |
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常務、あまり見ないで下さい。恥ずかしいんですから。 |
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― 全裸になった悦子の程よく肉付いた身体から、人妻特有のフェロモンが漂いだす。 |
秘書 |
常務、見てばかりいないで、キラーブラとショーツを下さい。 |
常務 |
あっ、そうだったね。 |
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―常務から手渡されたブラとショーツ。ブラから身に着け始めるが、サイズが小さいのか背中のホックがなかなか止まらない。 |
秘書 |
少しきついみたいです。ブラのホックを止めていただけます? |
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― 思わぬ申し出にドギマギしながらもブラのホックを止める常務。 |
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― 露出量の多いTバックショーツも身に付け、常務の前に立つ悦子。 |
秘書 |
いかがですか、常務。 |
常務 |
原田君、よく似合っているよ。 |
秘書 |
― 常務、そんなに見つめないで下さい。見つめられると、なんだか変になっちゃいそうで・・・。
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常務 |
ごめん、ごめん。もう少しだから。 |
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靴をはいて、そう、そのほうがいい。そのまま部屋の中を歩いてくれないか。 |
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― 靴をはき、常務室をブラとショーツだけの格好でモデルウォークを始める悦子。 |
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いいよ、原田君。モデルみたいだ。そうそこで止まって、そのままくるりと後ろを向いてくれないか。 |
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― 常務の言うとおり、後ろを向く悦子。見事な肢体に感激する常務。 |
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素敵だ。原田君。後姿も完璧だ。フィット感はどう? |
秘書 |
着心地はとてもいいですわ。でもブラが少しきついみたい。生理前で胸が張っているからかしら・・・。ブラを取ってもいいですか、常務。 |
常務 |
いいよ、楽にしてくれ。 |
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― ブラをはずして、形の良いバストを悦子は両手で隠し、セクシーな目で常務を見つめながら・・・ |
秘書 |
わたしだけこんな格好にして・・・。このままじゃ変になっちゃいそうです。キラーブラのせい?それとも常務のいやらしい視線のせいかしら? |
常務 |
原田君、俺もだ。一緒に変になろう。 |
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― 常務、堪らないとばかり、悦子の身体を抱きしめ、唇を奪う。 |
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― キスしながら、常務は悦子の手を自分の下半身に持っていった。ズボンの上からでも、常務のそれがたくましくなっているのが、悦子にはわかった。 |
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原田君、キラーブラの効果だよ。ほら俺のがこんなになっている。 |
秘書 |
いけませんわ、常務。 |
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―キラーブラの催淫効果に、男と女になった二人は、仕事を忘れ真昼のオフィスセックスをむさぼりあった。 |